私は画家ですが、絵を販売しているわけではありません。 時々、海外の方から「その絵が欲しい」と言われ、お送りするぐらいです。 じゃ、本当の画家じゃないですね、と、ややディスられるトーンで言われると 「はい、職業画家ではあり […]
2025年8月18日
美術解剖学をパズルで終わらせない

こんなすごい細かい筋肉も知っている。すごいですねー。 で、絵は上手くなりました? 上手くなっていなくても、あなたがそれで良ければ別に構いません。 でも、そんなことないですよね。やっぱり上手くなりたいですよね。   […]
2025年2月24日
男前なハンガリー・ドイツの美術解剖学

2/21 ハンガリー大使館文化部主催「かたちを描く 美術解剖学でわかるからだの秘密-日本とハンガリーを結ぶ美術解剖学-」にて、ドレスデン美術大学美術解剖学主任教授のサンドロ・ドーロ先生とウェブセッションしました。 &nb […]
2025年1月17日
デフォルメとデタラメの境目
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デフォルメとデタラメの違いについて、美術解剖学的に考えてみます。 デフォルメは難しい 漫画やアニメのキャラは当然ながら、人の形をそのまま描いていません。 女の子のキラッキラの瞳は顔の半分以上を […]
2024年9月1日
連載7 改めて「デッサン」とはどういうこ・・・

質問9 「紙にえんぴつ」以外でデッサン的なものは何かありますか? → 粘土で望像を作る(別の3D空間に「もの」を「作る」ところが似ている) 舞台の大道具・小道具を配置する(異世界空間をつくるところが似ている […]
2024年8月19日
連載6 改めて「デッサン」とはどういうこ・・・

質問7 デッサンする上でデスケルを使うのはOKですか?アウトですか? →デスケルは厳しい時間制限の中で素早く仕上げる必要がある時に使う道具です。 また、かなり大型の画面に像を展開する場合にも使用できるかもし […]
2024年8月12日
連載5 改めて「デッサン」とはどういうこ・・・

質問4 デッサンはムダ。もう3DCGでいいじゃないですか! →デッサンにおける3次元空間の構築は手を通じて行われます。感覚が統合された、自然の状態のままです。 一方3DCGは、素体を作り、テクスチャーを乗せ、エフェクト […]
2024年8月4日
連載4 改めて「デッサン」とはどういうこ・・・

質問2 写真にトレーシングぺーパーで写したものはデッサンとしてはダメですか? →デッサンの定義から考えると、デッサンではありません。 対象が2D化したものですので、デッサンの定義から外れます。 「写す」とい […]
2024年7月30日
連載3 改めて「デッサン」とはどういうこ・・・

最初の質問に戻ります。 質問1 デッサンとは「木炭を使って対象に本物そっくりに描くこと」ですか →違います。 対象をきっかけにして、自分自身が臨場感を持ってワクワクするような異世界空間を画面という窓枠の向こう側に作ること […]
2024年7月24日
連載2 改めて「デッサン」とはどういうこ・・・

デッサンは「3次元空間(限定)を別の3次元空間に置き換えること。」 と実験的に考えると(前回の「連載1」より)、さらに次のような答えが導き出されます。 他人から見ると「絵を描いているよう」ように見えるが、 […]





