私は総合大学の教育学部に身を置けたことは、幸運だったと思う。 高校時代、東京芸大彫刻科に現役で合格した先輩に聞いた。東京芸大ってどんなところなんですか? 「ああ、環境はすごいええけど、別に先生が教えてくれるわけでもないし […]


2023年2月7日
才能-果たすべき重責から目を背けずに
絵を描くというのは、スキルよりウィルやと思います※ 私より上手い人などゴマンといる。 きっとその人たちから、私はディスられたり、バカにされたりするでしょう。 でも、その人たちはア […]

2023年1月26日
手を動かす前に-木炭デッサンの考え方1
木炭デッサンを「絵の一種」と考えて進めると、もしかしたらなかなか本質に迫れないかもしれません。 確かに、「紙に」「木炭で」「モチーフの像を」表す という行為は絵を描くことと似ています。 が、デッサン上達者の […]

2022年12月8日
作る人による美術解剖学でないと -アカデ・・・
アカデミック造形研究プロジェクト 美術解剖学ワークショップ第2弾 -0からの構築プロセス- を2023年1月21日(土)大阪市中央公会堂で開催いたします。 ご存知、 […]

2022年10月23日
激変の瞬間 -The moment of・・・
デッサンを描いていると、ある段階から急に形が見えてきます。 それまでは単調な木炭のひろがりでしかなかった像が、明暗のトーンがつくことでグッと立体らしくなってきます。 それはとてもワクワクする瞬間で、描き込みが進めば進むほ […]

2022年10月2日
「その人らしさ」のための美術解剖学
美術解剖学は何のため? 美術解剖学って何のためにあるんでしょうか。なぜ勉強する必要があるのでしょうか。 とても簡単で、同時にとても難しい問いだと思います。 ある人にとっては「モデ […]

2022年9月11日
視えるもの・視えないもの
絵を描くことは、「ものが視える・ものを視るとはどういうことか」を追求する行為です。 もの「が視える」と、もの「を視る」は大きな隔たりがあります。 前者は受動的・客観的で、後者は能動的・主観的で […]

2022年9月3日
中央公会堂でライブドローイング
すっかり秋の気配…と思いきや、台風のシーズンとなって参りました。 先月の「二人の美術解剖学展」で、彫刻家の前芝武史先生とOL画家のアタリで2Dと3Dのライブモデリングを行いました。 テーマは「激 […]

2022年8月24日
重要文化財で展覧会をするということ
残暑お見舞い申し上げます。 8月13日から16日に 大阪中之島の中央公会堂にて、兵庫教育大学教授で彫刻家の前芝武史先生、 美術解剖学モデルの海斗さんと第一回「二人の美術解剖学展」を開催いたしました。 &nb […]

2022年8月6日
アカデミック造形研究プロジェクトって何?
なかなか更新できず、申し訳ございません。 去年の個展でのトークイベントでご一緒させていただいた兵庫教育大学の前芝武史教授、美術解剖学モデルの海斗さん、 お二人のお力添えのもとに、今年「アカデミック造形研究プ […]