この二つの画像を見てください。どちらも私が描いたものです。
先日開催されたアカデミック造形研究プロジェクト「二人の美術解剖学」展2025での公開制作でのものですが、
今回のテーマは「メタモルフォーゼ」。
女性モデルさんを観察してデッサンし、その後、それをモデルさんを見ないで男性像に変えていくというものでした。
結果はご覧の通り、全く中途半端なものでした。女性像はある程度描けてはいますが、男性像とは程遠く。
恥ずかしいですね。自分の画力の無さが身にしみます。
しかし、今は何がこの時の敗因だったのかがよくわかります。
これを皆さんにシェアしたいと思います。
同じポーズであっても、男性と女性は骨盤のつき方が異なります。
男性の方はこんなに腰を前傾させてはいけません。
そこから、向かって左側の大腿筋膜張筋が不明瞭です。
骨格だけわかっていてもだめ。
男性特有の骨のはまり方を理解する必要があります。