Today, I took a test of bookkeeping. If you ever have worked for a company, it has accounting division. Bookkeeping is a study for accounting.
The test I took is the 3rd grade (most basic stage) and the 2nd grade(advanced stage). Mmmmm…the 2nd one was difficult for me….Maybe I will challenge again next February.
Besides, last September, I took a test for improving ability to read financial statements. The test was held by Osaka chamber of commerce and industry. It is called ” Business Kaikei Kentei” in Japanese.
That was also difficult for me. However, I got the 3rd grade of the certificate (basic financial literacy)
The reason why I took these tests is very simple. I want to understand economy and the system of accounting. If you think artists should polish painting skills only, in a sense, you are right. But I have mixed feelings.
If you do not understand business and economy, how do you sell or show your works and skills?
Japanese art university do not teach economy and business. They cannot teach their students how to sell their works.
Actually I am not good at economy and business, especially art business. However, if I do not know anything about economy and business, I have no choice but to rely on people who knows a lot about it.
That kind of attitude does not suit my way of thinking. I would like to show my works along with my way.
Since I live in the world based on money rules, I think I need to learn it to protect my health, my philosophy, my works, my time, and the people I love.
That’s why I take painting brushes and an abacus.
は〜〜〜。疲れた〜。
久々の投稿の第一声が「疲れた」とは、あまりよろしくないのですが…。
実は本日、簿記の検定試験を受けて参りました。「簿記」とはなんぞ?という、大学時代の私のようなそこの(元)画学生のあなた。知らなくても無理はありません。画学生である(又はだった)あなたは、これまでの人生で簿記という言葉を聞いたことはあっても何なのかはよく知らないし、まして社会人になるまでに勉強したことがある、なんて方は少数ではないでしょうか。
「簿記」とは、企業の営業活動で発生した取引のすべてを帳簿に記録したり、「決算」という処理を行って1年間の営業活動の成績表である財務諸表を作るための技術なのですが、はい、簿記は絵とは全く関係ございません。
加えて、こちらは9月のことなのですが、「ビジネス会計」という検定試験を受けました。大阪商工会議所主催の公的資格でございます。こちらも先ほどの簿記と同じく企業の財務を扱う勉強なのですが、少々趣が異なります。簿記の技術を以って作られた財務諸表を正しく読み取り、企業の財務状況を把握するための勉強です。例えば「この企業は経営がうまくいっているのかいないのか」を判断したり、「うまくいっていないのであれば、どういう方向性でうまくいっていないのか」や、果ては「この会社の株は割高か割安か」「この会社に貸し付けすべきかそうでないか」などを公にされている財務諸表から読み解きます。私はこの検定の3級、最も基礎的ないろはの「い」に当たる級になんとかかんとか合格いたしました。
え?なんで会計の勉強してるの?画家にそんなの必要ないし。絵さえぶっちぎりでうまければいいのだし、日々腕を磨くことだけに集中して、カネのことなど一切考えずに、、、というのが芸術の世界での一般的な考え方かと思います。事実、日本の芸大で会計や経済を教えているところなど聞いたことないし。私もつい10年ほど前まではそのように思うておりました。が、そんなことはない、むしろ画家はその辺の経理担当が裸足で逃げ出すぐらい経済の勉強をしなければならないと思うようになりました。何故ならば、画家だけでなく、誰も皆、否応無くお金とそのルールのある世界に生きているからです。ルールが変わることはあっても、ルールがなくなる、ということはありません。個展を開催したいあなたは、場所にもよりますがなんだかんだで最少でも30万円ぐらいは用意しておかねばなりません。画家に限った話ではありませんが、お金のことがわからない人はお金のことがわかる人に振り回される運命にあります。なかなか厳しい側面もある経済世界ですが、そこから逃れることは画家になることよりもさらに難しく、又、そうすべきではないと私は思います。自分の健康的な生活、譲れない思想信条、自由な時間、作品、そして愛する人たちをしかと守れる、電卓の叩ける画家でありたいと思うております。